• 2026年6月6日
  • 2026年6月12日

「いびきを指摘されたら|品川駅徒歩30秒の内科で受ける睡眠時無呼吸検査(SAS検査(サス検査))と治療の流れ」

いびきや無呼吸の指摘は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のサインである可能性があります。SASは単なる「いびきの問題」ではなく、高血圧・糖尿病・心疾患のリスクを高める全身性の疾患です。

この記事では、いびきを指摘された方に向けて、SASとは何か、どのような検査・治療の流れになるのかを解説します。

SASは、睡眠中に繰り返し気道が閉塞して呼吸が止まる病気です。1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI)が5回以上の場合にSASと診断されます。

呼吸が止まるたびに脳が覚醒反応を起こすため、深い睡眠が得られず、翌日の強い眠気・集中力低下・頭痛などにつながります。本人は気づかないことが多く、パートナーや家族からの指摘で発覚するケースが多い疾患です。

SASの主な症状

  • 就寝中のいびき・無呼吸(パートナーや家族が気づくことが多い)
  • 日中の強い眠気(会議中・運転中でも眠くなる)
  • 起床時の頭痛・口の渇き
  • 集中力・記憶力の低下
  • 夜間に何度もトイレに起きる

いびきがあっても全員がSASというわけではありません。しかし、以下に当てはまる方はリスクが高く、一度検査を受けることをお勧めします。

⚠ こんな方はSASの可能性があります
・いびきが大きい・不規則と言われる
・睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
・日中の眠気が強く、居眠りしてしまうことがある
・朝起きても疲れが取れない
・高血圧の薬を飲んでいるのに血圧が下がりにくい
・首回りが太い・肥満傾向がある

SASを放置すると、夜間の低酸素状態が繰り返されることで高血圧・不整脈・心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まることが知られています。また、日中の眠気による交通事故や労働災害のリスクも見逃せません。

SASの検査には大きく2段階あります。

STEP 1|簡易検査(当院であれば自宅で検査可能)
携帯型の検査機器を貸し出し、自宅で一晩装着して睡眠中の呼吸状態を計測します。指と胸にに簡単なセンサーを装着するだけで検査可能です。当院であれば自宅で検査可能であり、入院不要・仕事を休む必要もありません。

STEP 2|精密検査(PSG検査)(当院であれば自宅で検査可能)
簡易検査でSASの疑いが強い場合、より詳細なポリソムノグラフィー(PSG)検査を行います。脳波・眼球運動・心電図・呼吸などを同時に計測します。PSGは数年前までは病院で一泊して実施するものでしたが、現在では専門の医療機関の下であれば、自宅で行うことが可能になっています。当院であれば自宅で検査可能であり、入院不要・仕事を休む必要もありません。

SASと診断された場合の主な治療法は以下の通りです。

CPAP療法

対象:中等症〜重症(AHI 20以上)
就寝時にマスクを装着し、陽圧の空気を送ることで気道を開いた状態に保ちます。保険適用あり。月1〜2回の通院が必要で、機器はレンタルで使用します。

マウスピース(口腔内装置)

対象:軽症〜中等症
就寝時に装着し、下顎を前方に固定して気道を確保します。歯科医院で作製します(検査結果付きの紹介状が必要)。

生活習慣の改善

対象:全重症度
減量・飲酒量の調整・睡眠姿勢の工夫(横向き寝など)。単独での効果には限界がありますが、他の治療と組み合わせることで効果を高めます。

CPAP療法は保険適用で月1〜2回の通院が必要です。機器はレンタルで使用し、データを定期的に確認しながら治療を継続します。

「いびきがひどいだけ」と思っていても、AHIの数値によって治療方針が大きく変わります。簡易検査の結果を正確に読み取り、CPAP・マウスピース・生活習慣改善のどれが適切かを判断するには、専門医による評価が必要です。

また、SASは高血圧・糖尿病・不整脈などの合併症と深く関連しています。内科と呼吸器専門診療を一体で行っている当院では、生活習慣病の管理とSASの治療を同時に進めることが可能です。

  • 簡易睡眠検査の貸し出し:自宅で一晩検査するだけ。仕事を休む必要なし
  • 結果説明・治療方針の決定:検査結果をもとに専門医が丁寧に説明
  • CPAP療法の導入・管理:保険適用での継続治療に対応
  • 生活習慣病との一体管理:高血圧・糖尿病を併せて診療

いびきを指摘されましたが、どこで検査できますか?

東京品川フロントクリニックでは、自宅で実施できる簡易睡眠検査の貸し出しに対応しています。入院不要・仕事を休む必要がなく、品川駅港南口から徒歩30秒です。まずはお気軽にご相談ください。

太っていないのにSASになることはありますか?

あります。日本人は顎が小さい・舌が大きいなどの骨格的な特徴から、肥満がなくてもSASを発症しやすいとされています。やせ型の方でも、いびきや日中の眠気がある場合は検査を検討してください。

CPAPはずっと続けなければいけませんか?

体重減少などによって無呼吸が改善した場合、医師と相談のうえでCPAPの中止を検討できるケースがあります。ただし自己判断での中止はリスクがあるため、必ず定期通院を続けながら判断してください。

高血圧の薬を飲んでいるのに血圧が下がりにくいのですが、SASと関係がありますか?

関係がある可能性があります。SASは夜間の低酸素状態が交感神経を刺激し、血圧を上げやすくします。降圧薬を使っても血圧が下がりにくい「治療抵抗性高血圧」の背景にSASが隠れているケースがあります。

今の治療で症状がコントロールできていないなら、それは「仕方がない」ことではないかもしれません。まずは検査で自分の喘息のタイプと適用条件を確認することから始められます。お気軽にご相談ください。

大谷 真理子(おおたに まりこ)

医療法人社団南州会 東京品川フロントクリニック院長 / 医学博士
【保有資格】
医学博士
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医


井上 哲兵(いのうえ てっぺい)医師

医療法人社団南州会 フロントクリニックグループ 理事長 / 医学博士
2019年4月に医療法人社団南州会 理事長に就任。
同年8月に三浦メディカルクリニックを開院し、以降も以下のクリニックを展開。
医療法人社団南州会 フロントクリニックグループ(1980年創業)
横浜フロントクリニック(2024年5月開院)
東京品川フロントクリニック(2026年1月開院)
自由が丘フロントクリニック(2026年10月開院予定)
新宿区分院(2027年12月開院予定)
三浦メディカルクリニック

【保有資格・所属学会】
緩和ケア研修会修了医

参考資料

  • 日本呼吸器学会・日本睡眠学会『睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020』
  • 厚生労働省「睡眠時無呼吸症候群(SAS)について」
  • 国立循環器病研究センター「睡眠時無呼吸症候群と循環器疾患」
東京品川フロントクリニック 03-6456-5040 ホームページ