• 2026年3月28日

コレステロールが高いと言われたら|品川駅港南口の内科で相談できること

頭痛もない、胸の痛みもない、体はいたって普通。だから「まあ、そのうち食事に気をつければいいか」と、結果票をそっと引き出しにしまってしまう。そんな方が、実はとても多いのです。

でも、コレステロールの怖さはまさにそこにあります。症状がないまま、血管の中では着実に変化が起きている。それが脂質異常症という病気の本質です。

品川駅港南口からデッキ直結徒歩30秒の当クリニックには、「健診で引っかかってからずっと気になっていた」という方が多く来院されます。この記事では、そういった方にいつもお伝えしていることをまとめました。

コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となる、体にとって必要な物質です。それ自体が悪いわけではありません。問題になるのは、血液中の量のバランスが崩れたときです。

健診でよく目にする項目の意味を整理しておきましょう。

  • LDLコレステロール(いわゆる悪玉):肝臓から全身にコレステロールを運ぶ役割。多すぎると血管壁に蓄積し、動脈硬化の原因になります
  • HDLコレステロール(いわゆる善玉):余分なコレステロールを回収する役割。これは低すぎることが問題になります
  • 中性脂肪(トリグリセライド):エネルギーの貯蔵形態。食事や飲酒の影響を受けやすく、高い状態が続くと動脈硬化リスクが高まります

日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、脂質異常症の診断基準を以下のように定めています。

項目基準値診断
LDLコレステロール140mg/dL以上高LDLコレステロール血症
HDLコレステロール40mg/dL未満低HDLコレステロール血症
中性脂肪150mg/dL以上高トリグリセライド血症

「139だから大丈夫」ではなく、数値の傾向や他のリスク因子との組み合わせで評価することが大切です。この点は、後ほど詳しく触れます。(ただし、検体検査会社によっては正常上限を129としている会社もありますのでご注意ください。)

外来でよく聞かれます。「先生、コレステロールが高くても別に何も感じないんですけど、本当に治療が必要なんですか?」と。

気持ちはよくわかります。でも、だからこそ怖いのです。

LDLコレステロールが多い状態が続くと、余分なコレステロールが血管の内壁に少しずつ沈着していきます。これが「プラーク」と呼ばれる塊になり、血管の内腔を狭めていく——これが動脈硬化のメカニズムです。この過程では、ほぼ確実に自覚症状がありません

問題が起きるのは、プラークが破れたときです。そこに血栓が形成され、血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞として突然発症します。国立循環器病研究センターの報告でも、脂質異常症は日本人の動脈硬化性疾患の主要な危険因子として明確に位置づけられています。

品川周辺で働くビジネスパーソンの方に特に多い生活習慣——接待や外食での脂質・糖質過多、運動不足、睡眠不足、喫煙——はいずれもLDLを上げ、HDLを下げる方向に働きます。「忙しいから仕方ない」で済まないのが、この疾患の難しいところです。

健診結果に「要観察」「要精密検査」と書かれていると、どちらがどう違うのか、戸惑う方も多いようです。

シンプルにお伝えすると、LDLが140mg/dL以上、または中性脂肪が150mg/dL以上であれば、一度内科を受診することをお勧めします。ただし、数値だけで判断するのには限界があります。

たとえば、LDLが120mg/dLであっても、高血圧や糖尿病、喫煙歴がある場合は心血管リスクが複合的に高まります。日本動脈硬化学会のガイドラインでは、個人の総合リスクに応じてLDLの管理目標値を変えることを推奨しており、数値の高低だけで「大丈夫か否か」を判断するのは正確ではありません。

「受診したら絶対に薬を出される」と思い込んで、足が遠のいている方も少なくありません。でも実際は、そんなに単純ではありません。

初診の流れをご説明します。

  1. 問診:食生活・運動習慣・飲酒・喫煙・家族歴などを確認します。コレステロールは遺伝的な影響も大きいため、家族歴は重要な情報です
  2. 血液検査:脂質4項目に加え、血糖・肝機能・甲状腺機能なども確認します。甲状腺機能低下症など、コレステロールが上がりやすい基礎疾患が隠れていることもあります
  3. 生活習慣の整理と指導:食事・運動の具体的な改善ポイントをお伝えします

薬物療法(スタチンなどのコレステロール低下薬)が検討されるのは、生活習慣の改善を一定期間試みても数値が改善しない場合、またはリスクが高く早期介入が必要な場合です。「薬を飲み始めたら一生飲み続けるの?」とよく聞かれますが、生活習慣の改善によって数値が安定すれば、医師と相談のうえで減薬を検討できるケースもあります。

まず現状を正確に把握する——それが出発点です。

東京品川フロントクリニックは、品川駅港南口から徒歩30秒の場所にあります。予約制で待ち時間を最小限に抑えているため、仕事の合間やランチタイム、仕事帰りにも立ち寄っていただきやすい環境です。

健診結果を持ってきていただければ、その数値をもとに現在の状態と今後の対応を丁寧にご説明します。「薬は飲みたくない」「まず話だけ聞きたい」という方も、もちろん歓迎です。

「気になってはいたんだけど、なかなか行けなくて」——そういう方のために、品川駅港南口から30秒に開院いたしました。

コレステロールが高いのは内科で診てもらえますか?

はい、当院内科で対応致します。脂質異常症の診断・生活習慣指導・薬物療法まで、内科が窓口になります。健診結果をお持ちいただければ、その場で詳しくご説明します。

食事に気をつければ薬を飲まなくていいですか?

数値や全体的なリスクによります。軽度の場合は食事・運動の改善だけで正常化するケースもありますが、改善までに時間を要することがほとんどです。まず受診して現状を確認し医師に相談することをお勧めします。

品川駅周辺でコレステロール・脂質異常症を診てくれる内科はどこですか?

東京品川フロントクリニックは品川駅港南口から徒歩30秒にあり、脂質異常症を含む生活習慣病の診療を行っています。予約制のため待ち時間が少なく、仕事の合間にもご来院いただけます。

品川駅近くで健診後のフォローをしてくれる内科はありますか?

東京品川フロントクリニックでは、健診後のフォローアップから継続的な経過観察まで対応しています。「要観察」「要精密検査」と言われた方も、まずご相談ください。

参考資料

  • 日本動脈硬化学会『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版』
  • 国立循環器病研究センター「脂質異常症(高脂血症)」
  • 厚生労働省「令和元年 国民健康・栄養調査報告」

大谷 真理子(おおたに まりこ)

医療法人社団南州会 東京品川フロントクリニック院長 / 医学博士
【保有資格】
医学博士
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医


井上 哲兵(いのうえ てっぺい)医師

医療法人社団南州会 フロントクリニックグループ 理事長 / 医学博士
2019年4月に医療法人社団南州会 理事長に就任。
同年8月に三浦メディカルクリニックを開院し、以降も以下のクリニックを展開。
医療法人社団南州会 フロントクリニックグループ(1980年創業)
横浜フロントクリニック(2024年5月開院)
東京品川フロントクリニック(2026年1月開院)
目黒区分院(2026年10月開院予定)
新宿区分院(2027年12月開院予定)
三浦メディカルクリニック(2019年8月開院)

【保有資格・所属学会】
緩和ケア研修会修了医
医学博士
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
日本医師会認定産業医
厚生労働省認定 臨床研修指導医

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