- 2026年2月13日
- 2026年2月14日
GLP-1マンジャロダイエットは是か否か?
ダイエットするのに、薬を使うなんてけしからん!って声ありますよね。ヤフーニュースにも時々出てきます。
どんな内容かというと
・肥満は病気じゃないから、、、、。
・薬に頼らず運動して痩せろ!精神力で食欲を抑え込め!食欲に勝てないなんて精神力が弱い!
・薬を使うと副作用が出る。危険だ!
・健康的に痩せられない!薬をやめるとリバウンドするから薬をやめられなくなる!
・筋肉が落ちて代謝が下がって逆に太りやすくなる!
・美容目的で使用するのはけしからん!
っていうような主張でしょうか。87KgのBMI29だった井上(現在70kg BMI23)が解説します。厚生労働省の医療系HPのガイドラインに何でどうやって痩せたかを書くと抵触してしまうため、ここには書けませんがお察しください。気になる方は、私井上の外来にて聞いてくださいね。
まず順番にみていきましょう。
・肥満は病気じゃないから、、、、。確かにその通りですが、肥満のままでいると様々な病気の原因になったり、病気が重症化したりします。だから肥満は治す必要があるのです。私の患者さんの話ですが肥満を治してあげたら、高血圧の薬と脂質の薬が入らなくなった人もいます。体重が軽くなったことで腰痛や膝関節痛などが軽減され運動ができるようになりより健康になり、定期的に病院に来なくていい体になりました。
・薬に頼らず運動して痩せろ!精神力で食欲を抑え込め!これは、日本人が大好きな根性論ですね。最初に言っておきたいのはそれができたら太りませんってことです。うつ病という概念が浸透する前までは、うつ病の人に根性論を押し付けていた時代を思い出します。高校の部活でも、出来ないのは気合いが足りないからだ!的な発想の教育者が過去にもたくさんいましたよね。ダイエットは根性論ではありません。人には得て不得手、出来る出来ない、可能・不可能があるのです。自分が出来ることにおいて、それが出来ない人を見ると根性が足りないとか言い出すのはいい加減にやめましょう。運動や食事制限のダイエットが自力でできる人の方が少ないです。私が87kgだった頃に思っていたのは、こんなに重たい体で痩せるほどの運動なんてできるか!すぐ腰痛くなるわ!でした。年齢が進むと今度は膝が痛くなるわ!って言ってたと思います。そうです。痩せている人は気づかないのですが、体重がありすぎると、痩せるレベルの運動なんて出来ないのです。マジで無理です。適切な運動ができるようになるレベルの体重までまず落とす必要があることを知って欲しいのです。床に物が落ちると拾うの大変だなぁって思ってる人、お腹のお肉が邪魔で足の爪切るのが大変だなぁって思っている人が痩せるほどの運動なんて出来っこありません。
・薬を使うと副作用が出る。危険だ!という意見ついてですが、そもそもマンジャロと同成分のものが肥満薬として厚生労働省から認可を受けています。つまり高い安全性が確認されている薬です。副作用のリスクは0ではありませんが、医師の管理下で行えば低く抑えることが可能です。薬を結局使わないでそのまま肥満でいることは将来の病気のリスクですから、何もしないのもリスクを背負い続けることになります。肥満で居続けることで心筋梗塞や脳梗塞になったり、糖尿病になったり、高血圧になったりしますし、それらが重症化したりしますよね。ちなみに胃の不快感や軽い吐き気は副作用に思われがちですが、これは痩せるという面からみれば主作用ともとれます。ゲーゲー吐いてしまうくらいの副作用が出る人は稀です。普通に生活できるレベルの方がほとんどです。
・健康的に痩せられない!薬をやめるとリバウンドするから薬をやめられなくなる!という意見ですが、そもそも肥満は健康的ではありません。何度も言いますが、健康的に痩せられるならとっくに痩せてます。確かにリバウンド予防のため低容量のマンジャロを使い続ける人も中にはいますが、そう多くはなくむしろ稀です。リバウンドを気にするよりもまず一度痩せてみた方がいいです。リバウンドするからダイエットしないは何もしないで肥満のままで居続けるということになります。当法人ではリバウンドがしにくくなるコツなども外来で教えていきすので、不安な方はご相談くださいね。
・筋肉も落ちて逆に太りやすくなる!という意見ですが、普通の食事制限のダイエットも同じです。また、そもそも太りやすくなる事を気にする前に、今太っているのですからそこを気にするのは本末転倒です。筋肉が落ちることを気にするのであれば、とりあえず痩せて、運動しやすい体になったら筋トレすればいいだけの話です。
・美容目的で使用するのはけしからん的な意見についてですが、当法人は過度なダイエット目的での処方は禁止しております。BMI18.5以下の場合は処方が出来ない仕組みです。オンライン診療は自身の体重を簡単に誤魔化せてしまうため、当院では対面での処方を行なっております。また、外来医師の判断で定期的に採血を行い副作用をチェックすることがあります。それらが問題なければ、医師の適切な管理下であれば多少の美容目的に使用するのは正直アリだと思います。健康は精神と身体の二面から形成されます。自分の理想の体型になるためにダイエットの結果が出ずに体重に悩むくらいだったら少し薬に頼るのも正直ありではないでしょうか。効くか効かないか正直よくわからないサプリメントを飲むよりも、世界的大規模研究によって、科学的に有効性と安全性が証明されているのですから。あくまで美容医療の一環として考えるのが納得しやすい気がします。美容医療の脂肪融解注射よりも効果が高く、OPEで行う脂肪吸引よりもリスクが低いですよね。もちろん安全性の高いGLP-1注射(マンジャロ注射)であっても、身体の健康を害する恐れがあるレベルの使用方法は当院では行うことはありません。
フロントクリニックグループ 東京品川フロントクリニックではマンジャロによるメディカルダイエットを行なっております。医師と直接会って相談ができ、採血などをチェックしながら行なって参りますのでオンライン診療にはない安心感があります。マンジャロに興味があるけどちょっと不安、オンライン診療は怖いと思っている方はぜひ当院にご相談ください。
東京品川フロントクリックは内科・呼吸器内科・アレルギー科を得意とするクリニックですが、認定内科医・内科専門医も在籍しており、メディカルダイエットも積極的に行っております。ぜひぜひご相談をお待ちしております。
東京品川フロントクリニックは品川駅 港南口徒歩30秒のイーストワンタワー3Fにあります。品川駅よりデッキで直結しておりますので大変便利です。品川区・港区在住の方や品川駅周辺にお勤めの方などに多くご利用いただいております。
執筆者情報
井上 哲兵(いのうえ てっぺい)
医療法人社団南州会 フロントクリニックグループ 理事長/医学博士
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
【保有資格・所属学会】
- 緩和ケア研修会修了医
- 医学博士
- 日本内科学会認定内科医
- 日本呼吸器学会 呼吸器専門医
- 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
- 日本医師会認定産業医
- 厚生労働省認定 臨床研修指導医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(呼吸器)
- 難病指定医(呼吸器)
全て内科・呼吸器内科専門クリニックとなります。
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